萩焼 茶器 ― 使うほどに美しさを増す、やさしき器
萩焼(はぎやき)は、山口県・萩の地で生まれ、400年以上の歴史を持つ日本を代表する焼き物のひとつです。やわらかな質感と自然で温かみのある色合い、そして**使い込むほどに表情が変化していく「育つ器」**として、古くから日本の茶の湯文化の中で愛されてきました。
萩焼が特別とされる理由
■ やさしく温もりのある釉調
乳白色を基調とした釉薬に、淡い桃色や生成り、土色が溶け合うように現れ、手に取ると有機的で温かな感触があります。静かで落ち着いた存在感が、日々のお茶の時間を穏やかに彩ります。
■ 貫入(かんにゅう)― 時とともに深まる美
萩焼の大きな特徴である細かな貫入は、お茶を注ぎ、使い続けることで徐々に色が入り、味わい深い景色へと変化していきます。
この経年変化を楽しむ文化こそが、萩焼の大きな魅力として日本で高く評価されています。
■ わび・さびの美意識
簡素さ、自然な形、不完全さの中に美を見出すわび・さびの精神と深く結びついた器で、現代的な空間にも、伝統的な和の空間にもよく調和します。
■ 茶の湯で愛され続ける理由
口当たりの良さ、適度な保温性、そしてお茶の色を美しく引き立てる点から、萩焼は歴代の茶人たちに愛用されてきました。
本茶器セットについて
本品は、**玉仏山窯(ぎょくぶつざんがま)**にて、野坂泰樹(のさか やすき)氏により制作された茶器セットです。
伝統技法と洗練された焼成技術に定評のある作家によるもので、
急須と湯のみ**共箱(署名入り木箱)**付きとなっております。
日々のお茶の時間を、静かで豊かなひとときへと導いてくれる一組。
萩焼や日本の茶文化がお好きな方に、ぜひおすすめしたい茶器です。
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